宇良の基本情報
| 四股名 | 宇良 和輝 |
| 本名 | 宇良 和輝 |
| 生年月日 | 1992/6/22 |
| 身長 | 173㎝ |
| 体重 | 128㎏ |
| 出身地 | 大阪府寝屋川市 |
| 出身校 | 鳥羽高校（京都） →関西学院大学 |
| 所属部屋 | 木瀬部屋 |
| 得意技 | 突き、押し、反り技 |
| 初土俵 | 2015年大阪場所 |
| 十両昇進 | 2016年5月場所 |
| 初入幕 | 2017年大阪場所 |
| 最高位 | 前頭 |
宇良の強さについて
見ていて楽しい！アクロバティックな相撲が持ち味
宇良の相撲の持ち味は、アクロバティックで多彩な技を見せてくれることでしょう。
大相撲の決まり手としては、なかなか見られない珍しい技「反り技」を代表に、足取りなどの多彩な技で翻弄します。
宇良は小柄で体と技を鍛える必要があったことに加えて、レスリング出身で背筋力が鍛えられた、ということも、多彩な技を持つようになった理由といえるでしょう。
しかし、後述のケガの影響もあり、近年は正統派の突き押し相撲を身につけつつあるようです。
相撲界ではマイナーなキャリアから一気に幕内に昇進
宇良の出身校は関西学院大学で、2部リーグに所属し、相撲界ではマイナーに位置づけられる出身です。
大学では65kg以下の体重別で優勝という実績はあるものの、体が小さいということもあり、大相撲での活躍を期待する声は多くはありませんでした。
しかし、木瀬部屋に入門すると、宇良は目覚ましい出世を遂げます。
2016年3月に入門してから、わずか1年で関取に昇進すると、その1年後には幕内に昇進。
2017年の7月場所では、前頭4枚目まで昇進し、三役目前まで迫る活躍を見せました。
幕内で活躍を見せるも、大ケガを負い序二段へと陥落。そしてついに十両復帰へ
周囲の予想を裏切る活躍を見せていた宇良でしたが、2017年の9月場所の貴景勝戦で、ひざを負傷し休場。
その後もケガの回復が思わしくなく、休場が続いてしまい、序二段まで番付を落としてしまいます。
しかし、気落ちせずに賢明なリハビリを続けて復帰すると、2020年3月場所では、三段目優勝を飾り、11月場所でついに十両返り咲きが決定。
辛いリハビリを経て、大銀杏を結わえる宇良が帰ってきたのです。
宇良のキャラクターについて
ストイックに自己管理し、大相撲でも活躍
幼少期から体格に恵まれなかった宇良は、大相撲での活躍を夢見て、徹底した自己管理をしていました。
ストイックに食事・トレーニングに打ち込むことで、高い身体能力と多彩な技を身に着けたのです。
そして学生時代には、中村大輝（現：北勝富士）を倒し、大注目を浴び、角界入りのきっかけとなりました。
宇良の今後の活躍の期待度は？
多彩な技を持ち、ファンの多い宇良ですが、今後の活躍はどうでしょうか？
過去に負った大ケガの影響はやはり大きく、スタイルの変更を余儀なくされています。
しかし、ストイックに稽古に打ち込む力士であり、その甲斐あって2020年の11月場所では十両に復帰するなど、完全復活は時間の問題です。
無理をせず、体に過度な負担がかからない相撲が取れるようになったとき、再び幕内で活躍する宇良の姿を見ることができるでしょう。