手や足を相手の足にかけて倒す決まり手が「かけ技」
トリッキーで面白い技が多い「かけ技」を紹介！
内掛け（うちがけ）
自分の足を相手の脚の内側からかけて、引いて倒す。
外掛け（そとがけ）
自分の足を相手の脚の外側からかけて、引いて倒す。
ちょん掛け（ちょんがけ）
自分の足の裏を相手の脚のカカトに内側から掛けて、上体をそらして相手を横か後ろにひねり倒す。
蹴返し（けかえし）
組んだり、押しあったりした状態から、相手の足首を内側から外側へと蹴ってひっかけ、同時に体を開いて相手の肩を叩き、前に倒す。
切り返し（きりかえし）
脚を相手の膝の裏側に当て、後ろにひねるように倒す。
河津掛け（かわづがけ）
足を相手の脚の内側から掛け、跳ね上げながら、同時に相手の首などを抱えて後ろにひねって倒す。
蹴手繰り（けたぐり）
立ち合いの瞬間、離れた状態から、体を左か右に開き、相手の足首を内側から外側に向かって蹴って倒す。倒す際に肩などを叩くか、手を手繰って前に倒すことが多い。
三所攻め（みところぜめ）
内掛けか外掛けに行きながら、相手の反対の足を手でとるか、救い上げて、頭で相手の胸を押して仰向けに倒す。
渡しこみ（わたしこみ）
手で相手の膝か太ももを外側から抱え込みながら、体を預けて相手を倒す。
二枚蹴り（にまいげり）
相手を吊り上げてから、足で相手のくるぶしの当たりを外側から蹴って、蹴った足の方に倒す。
吊り上げてからの蹴りなのでアクロバティックな決まり方をする。
小股すくい（こまたすくい）
手で相手の向かって同じ側の脚（右手なら相手の左足を）を内側からすくい上げて仰向けに倒す。
外小股（そとこまた）
手で相手の向かって同じ側の脚（右手なら相手の左足を）を外側からすくい上げて仰向けに倒す。
大股（おおまた）
手で相手の向かって逆側の脚（右手なら相手の右足を）を内側からすくって、仰向けに倒す。
足取り（あしとり）
両手で相手の片足を抱えて倒すか、土俵の外に出す。
裾取り（すそとり）
相手に投げを打たれたとき、こらえて相手の脚首を手で外側からすくって倒す。
裾払い（すそばらい）
投げられそうになった時に、相手が残そうとした足を前に出した時に、後ろから相手の脚を払って倒す。
褄取り（つまとり）
前に泳いだ相手のつま先を手で取り、後ろに引き上げて倒す。珍しい決まり手の一つ。
小褄取り（こづまとり）
前に泳いだ相手の足首を手で取り、後ろに引き上げて倒す。または正面から相手の足首を取り、引き上げて倒す。