照強の基本情報
四股名 | 照強 翔輝 |
本名 | 福岡 翔輝 |
生年月日 | 1995/1/17 |
身長 | 169㎝ |
体重 | 118㎏ |
出身地 | 兵庫県南あわじ市 |
出身校 | ― |
所属部屋 | 伊勢ヶ濱部屋 |
得意技 | 寄り |
初土俵 | 2010年大阪場所 |
十両昇進 | 2017年初場所 |
初入幕 | 2019年大阪場所 |
最高位 | 前頭 |
照強の強さについて
小兵ながら力強い四つ相撲を武器に幕内で戦う!
照強は、正統派の四つ相撲を得意としている力士です。
身長は170㎝に満たない小兵ですが、自分よりもはるかに大きな相手としっかり組み合って、投げ技を決めることを得意としています。
四つ相撲に強い照強ですが、正攻法だけでなく、スピードを活かした相撲も得意です。
横に回り込んだり、廻しが取れなければ突き押しで攻めたりと、攻め方のバリエーションも豊富で、成績は安定しています。
2019年の大阪場所で幕内昇進を果たすと、その後も大負けすることなく幕内で相撲を取り続けています。
身体検査で審査落ちするも、第二弟子検査に合格しなんとか相撲部屋に入門する
身長170㎝以下と、小兵力士の中でもひと際小さい照強ですが、相撲部屋に入門するにも苦労しました。
相撲部屋の新弟子検査では、身長167㎝・体重65kg以上が合格基準ですが、当時の照強は、その基準を満たせず、第二弟子検査を受けることになります。
(第二弟子検査は現在は廃止)
第二弟子検査は、背筋力やシャトルランなどの体力検査ということもあり、運動神経抜群だった照強は無事合格。
その後、淡路島の相撲道場時代からの縁があった伊勢ヶ濱部屋に入門。
その後、幕下の壁にぶつかり、十両昇進までは7年の歳月がかかるものの、2019年には24歳で幕内昇進を決めました。
照強のキャラクターについて
豪快な塩まきで有名に!
照強は立ち合い前の「仕切り」の塩まきのさいに、大量の塩を豪快に土俵にまく「ソルトシェイカー」として知られています。
なぜ、照強が大量の塩をまくのかというと「体が小さい自分が勝つには、気合が必要」という理由からです。
通常、大量の塩をまくことで、土俵が滑りやすくなり、相撲は取りにくくなるものですが、何よりも気持ちで負けたくない、という熱い思いを感じるエピソードですね。
阪神淡路大震災の当日に生まれた
照強が生まれた1995年1月17日は、阪神淡路大震災が起こった日です。
この日になると、地元の淡路島では慰霊イベントが開催されることもあり、相撲記者がコメントをもらいに来ることも多いです。
本人も、特別な日であることを強く意識しているようで、コメントを準備して記者を待ち構えているようです。
コメント力でも注目を浴びる!
照強は角界でも有数の「おしゃべり力士」と評判で、相撲記者からもコメントを期待されてよく取材を受けています。
学生時代は相当やんちゃだったようで、取り組み後には「態度が悪いんだ、あの野郎」と発言するなど、当時の片りんをのぞかせるようなコメントも。
そんなおしゃべりすぎる性格のためか、付け人時代には先輩力士に「おしゃべり禁止」のガムテープを口に貼られることがありました。
照強はさらなる出世を目指せるか?
小兵ながらも、大男を力強く投げ飛ばす痛快な相撲で幕内上位まで昇進してきた照強ですが、今後の活躍となるとどうでしょうか?
幕内昇進直後は、負け越すなど苦労もありましたが、徐々に勝ち越しを決められるようになってきており、成績も上向きです。
相撲に真摯に取り組む努力家で、気持ちも強い力士なので、稽古も手を抜かず、毎場所で成長を見せてくれます。
今後も、さらに活躍を続け、三役以上への昇進の可能性も十分にあるでしょう。