石浦の基本情報
四股名 | 石浦 正将 |
本名 | 石浦 正将 |
生年月日 | 1990/1/10 |
身長 | 173㎝ |
体重 | 110㎏ |
出身地 | 鳥取県鳥取市 |
出身校 | 鳥取城北高校 →日本大学 |
所属部屋 | 宮城野部屋 |
得意技 | 右四つ、下手投げ |
初土俵 | 2013年初場所 |
十両昇進 | 2015年大阪場所 |
初入幕 | 2016年九州場所 |
最高位 | 前頭 |
石浦の強さについて
小兵ながら、筋骨隆々で力強い四つ相撲を見せる
石浦の相撲スタイルは、相手としっかりと組みあって、寄り・投げを決める四つ相撲です。
石浦の身長は173㎝で体重は110㎏程度と非常に小柄ですが、筋骨隆々のマッチョな体型をしており、自分よりもはるかに大きい相手を力強く投げ飛ばす相撲は爽快の一言。
また、小兵にもかかわらず、立ち合いの変化などの小技を使わずに、真正面から相手と組み合う正統派の相撲も評価が高いです。
同部屋の炎鵬と同じく、小兵ながら正々堂々と力強く、かつ技量のある相撲を見せるため人気のある力士として知られています。
石浦のキャラクターについて
お父さんは名門・鳥取城北高校の校長!
石浦のお父さんは、相撲の名門校・鳥取城北高校の相撲部の監督であり、校長先生でもあります。
そういった影響もあって、幼少期から相撲に親しんだこともあり、自然とお父さんが務める鳥取城北高校に進学。
高校時代は、インターハイで団体優勝し、個人でも全日本ジュニアで軽量級で2連覇、世界ジュニア選手権で優勝と、輝かしい実績を残し、相撲の名門・日本大学へ進学しました。
総合格闘技の修行のためオーストラリア留学の経験も
日大では、準レギュラーとして活躍した石浦ですが、大学卒業後は角界入りせずにオーストラリアに留学します。
留学の理由としては、語学留学というのもありましたが、大学相撲で結果を残せなかったことで自分の新たな可能性を探るという目的もあったようです。
(この時は総合格闘技などへの転身も考えていました)
しかし、留学中にオーストラリアの相撲大会で優勝したことに加え、同時期に後輩の貴ノ岩などが関取に昇進したことで「俺はこのままでいいのか」と発奮。
3か月で留学を切り上げ、高校時代から縁のあった白鵬の内弟子として角界入りします。
2013年に初土俵を踏んでから2年で十両に昇進すると、その翌年には幕内に昇進し、スピード出世を遂げました。
たくましい筋肉はストイックなトレーニングのたまもの
石浦といえば、力士とは思えないような筋骨隆々なたくましい筋肉ですが、その筋肉を鍛え、維持するためにストイックな生活をしているようです。
下記はそのストイックな生活の一例です。
・筋肉の分解を防ぐために極力飲酒しない
・巡業中でも自重トレーニングの負荷を高めて筋力が落ちないようにする
・ウエイトトレーニングのトレーナーをつけて効果的なトレーニングを積む
(結果としてスクワットは300㎏、ベンチプレスも200㎏以上の怪力を身に着けました)
そのほかにも食事面や、四股・すり足などの基本動作の反復練習を欠かさないなど、小兵というハンデを克服するために、並々ならぬ努力を続けています。
石浦の今後の活躍は?
小兵ながら正々堂々と相手を組み伏せ、幕内の上位まで昇進した石浦ですが、さらなる昇進となるとどうでしょうか。
幕内上位の力士となると、体格だけでなく技術・戦術面も優れており、なかなか簡単に勝ち越しさせてくれません。
石浦も、幕内上位の壁にぶつかっており、三役昇進まではまだ少し距離がありそう。
しかし、宮城野部屋には成長著しい炎鵬に加え、第一人者の白鵬もおり、稽古環境には恵まれています。
同部屋の力士たちと切磋琢磨し、己を磨き続けることで、石浦のさらなる昇進・活躍が期待できるでしょう。