大相撲:正代のプロフィールを紹介!【ネガティブな性格ながら実力は本物!】

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正代の基本情報

四股名正代 直也
本名正代 直也
生年月日1991/11/5
身長183cm
体重159kg
出身地熊本県宇土市
出身校熊本農業高校
→東京農業大学
所属部屋時津風部屋
得意技右四つ、寄り
初土俵2014年大阪場所
十両昇進2015年9月場所
初入幕2016年初場所
最高位大関

正代の強さについて

変則的な四つ相撲が得意!

正代は右四つ、寄りを得意とする、四つ相撲の名手として知られています。

特に体の柔らかさには定評があり、相手の攻撃を受け流しながら得意の右四つに持ち込んで、寄りや投げで勝利を奪うことが多いです。

かち上げをこらえて、四つ相撲から寄り切りで白鵬に勝利!

しかし、その取り口はやや変則的です。

通常、立ち合いで相手にあたるときは、姿勢を低くしてぶつかりに行くのですが、正代の場合は、胸を反らして相手を迎えに行くような形でぶつかろうとします

こうしたセオリーに反するぶつかり方は、相手に上体を起こされやすくなるため不利になりやすいのですが、独特の体の柔らかさもあり、相手の攻撃を受け流して粘るうちに勝ちを拾うこともあります。

しかし、近年はこうした癖を修正したことにより成績も上昇傾向になりました。

安定した成績を残し、ついに初優勝と大関昇進を遂げる!

2020年に入ると、ついに正代が覚醒します。

初場所で徳勝龍との激しい優勝争いを演じて優勝次点となると、その後も安定して勝ち越し・二けた勝利を挙げて徐々に「次の大関」と評されるようになります。

そして、2020年の9月場所では13勝2敗で初優勝を飾り、審判部の満場一致での大関昇進が決定。

熊本出身力士として、そして東京農大出身としても初の優勝力士になりました。

正代のキャラクターについて

性格はネガティブ?

十両に昇進した際に対戦したい相手を聞かれると「誰とも当たりたくないです」と答えたり、「憧れの力士はいない」と答え、物議を醸しました。

インタビューでも、ときおりネガティブ発言が飛び出す

また、出世についても「大関…なれるのかなぁ」と答えたり「いざとなれば小柳(豊山の改名前の四股名)がいますから」と後ろ向き。

このように、数々の発言から「ネガティブ力士」として知られるようになりました。

しかし、これは単なるネガティブではなく、後述の学業のエピソードのように、いろいろな可能性が想像できる頭の良さの裏返しとも言えます。

学業優先で角界入りが遅れた

正代は大学2年時に学生横綱に輝き、幕下付け出し資格を取得しています。

通常であれば、このまま大学を中退し角界入りするケースが多いのですが、大学を卒業するため、正代はそのまま大学に残ります

しかし、その後の大学4年時にはビッグタイトルを獲れず、通常通り序の口からのデビューとなってしまいました。

なぜ、正代が大学を中退しなかったのかというと、学業を優先したからだそうです。

母校の東京農業大学

農大で勉強することで、例え相撲でうまくいかなくても、第二のキャリアで役に立つ可能性があると考えて、学業を優先したのです。

しかし、大学4年時の教育実習で激やせしたことで教員の道を諦め、農大と縁の深い時津風部屋に入門することになりました。

四股名は本名そのまま!

正代(しょうだい)という四股名は、一見するとよくある四股名の一つのように思えますが、実は本名そのままの四股名です。

これは、時津風親方が「正代は良い名前。おかしくない」とそのまま四股名にしてしまったためです。

しかし、一般的に「正代」という漢字は「まさよ」と読むため、相撲ファンの中には正代のことを「まさよ」と呼ぶ人もいます

ちなみに、正代のおばあさんの名前は正代さん「(まさよ)であり、「正代 正代」となります。

正代はさらに上を目指せる力士!

独特のスタイルの四つ相撲を持ち味にしている正代ですが、今後の活躍の期待度はどうでしょうか?

恵まれた体格に加え、体の柔らかさなど、力士として大成する要素を持っていますが、なかなか成績が上向かずに苦労してきました。

しかし、2020年に見事に大関まで昇進するなど、いよいよ大器が完成に近づいているようです。

今後も朝乃山をはじめとする実力者としのぎを削り、さらなる活躍を見せてくれることでしょう。

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