大相撲:豊山のプロフィールを紹介!【四股名は時津風部屋の大先輩が由来】

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豊山の基本情報

四股名豊山 亮太
本名小柳 亮太
生年月日1993/9/22
身長185㎝
体重178㎏
出身地新潟県新潟市
出身校金沢学院東高校
→東京農業大学
所属部屋時津風部屋
得意技突き、押し
初土俵2016年大阪場所
(三段目付け出し)
十両昇進2016年九州場所
初入幕2017年5月場所
最高位前頭

豊山の強さについて

パワフルな突き押しを武器に短期間で幕内に出世!

豊山は、180㎏近い体重を活かした圧力のある突き押し相撲が得意な力士です。

立ち合いから勢いよくぶつかって、一気に相手を土俵外に弾き飛ばす速攻相撲を勝ちパターンに持っています。

大関・髙安を力強く一気に押し出す!

その突き押しの威力は入門時から発揮されており、2016年の大阪場所で三段目付け出しでデビューすると、わずか1年で幕内まで昇進を決めています。

近年、突き押し相撲が得意な力士が増えている中でも、豊山の突き押しは、圧力・馬力が桁違いです

同じ部屋で先輩力士の正代と比較しても、パワフルな突き押しを見せてくれます。

学生時代から実力が評価され、鳴り物入りで角界入り

豊山は、高校は金沢学院東高校、大学は東京農業大学と、相撲の名門校の出身です。

豊山の母校・東京農業大学

大学時代は、東日本選手権大会、世界選手権大会・重量級で優勝経験があり、学生時代からその実力は評価されており、大相撲での活躍が期待されていました

しかし大学4年時には、ビッグタイトルをとれなかったことで「このままで終わりたくない」と思い、プロ入りを決意しました。

そして、大学とつながりが深い時津風部屋に入門し、三段目付け出しというエリート待遇でデビューすると、あれよあれよという間に出世街道に。

入門からたった2,3年で、同部屋で大学の先輩である正代に並ぶ力士に成長しました。

豊山のキャラクターについて

ライバルは同年代の朝乃山

豊山の同世代は有望な力士が多く、中でも大学時代から朝乃山がライバル格として有名です。

朝乃山は四つ相撲、豊山は突き押しとスタイルは違いますが、大卒で同じタイミングでのデビューということもあり、意識しているようです。

先に朝乃山が三役・大関に昇進したことで、番付では後れを取っていますが、直接対決で朝乃山を下すなど、実力では全く引けを取っていません。

四股名は時津風部屋の偉大な先輩が由来

豊山は入門時は本名である小柳を名乗っていました。

しかし、新入幕を機に、四股名を豊山に変更。

この「豊山」という四股名は、同じ新潟出身で東京農業大学の先輩であり、時津風部屋の元大関・元相撲協会理事長を継いだものです

四股名改名時のインタビュー

実は、大学時代から「豊山」の名前を継ぐことを考えていたようで、念願かなっての改名だったのです。

そして、改名以降は、幕内上位に定着し、偉大な先輩の名に恥じない活躍を見せています。

えびすこ(大食い)でも有名

大食漢の多い力士の中でも、豊山はえびすこ(大食い)で有名です。

地元が新潟ということもあり、幼いころからよくご飯を食べる子どもで、特にカツカレーやとんかつが好物。

豊山はとんかつが大好物

学生時代には「農大かつ丼」という一般人では食べきれない量のかつ丼を稽古後に平気で平らげたというエピソードや、相撲教習所のとんかつが楽しみだったという逸話があります。

日ごろからの食トレに加えて猛稽古を重ねたことで、角界でも重量級といえる体重まで増やすことができたといえるでしょう。

豊山はさらなる活躍が期待できる!

ほかの突き押し力士とは一線を画すパワーと、重さのある突き押しを武器に持っている豊山は、さらなる活躍が期待できる力士です。

四つ相撲や、引いて負けてしまう癖がありますが、技術・戦術面を磨くことで十分に克服できる余地があります。

強みである突き押しを磨くことで、三役以上に昇進し、ライバルの朝乃山に追いつく日も決して遠い未来の話ではないでしょう。

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