大相撲:北勝富士のプロフィールを紹介!【四股名は欲張りすぎ?】

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北勝富士の基本情報

四股名北勝富士 大輝
本名中村 大輝
生年月日1992/7/15
身長183㎝
体重159kg
出身地埼玉県所沢市
出身校埼玉栄高校
→日本体育大学
所属部屋八角部屋
得意技突き、押し
初土俵2015年大阪場所
十両昇進2016年名古屋場所
初入幕2016年九州場所
最高位小結

北勝富士の強さについて

突き押しを磨き上げ三役に昇進

北勝富士は突き押し相撲が強い力士です。

160㎏近い大きな体と、稽古で鍛えた腕力もあって、ほかの力士と比較しても突き押しに圧力があり、一気に勝負を決められる力があります。

一方で、組んだ時には前褌をつかんでの投げや、寄りなども決まり手としてもっており、バランスの良い相撲を取ることもできます

得意の突き押しではなく寄り切りで白鵬から金星を奪取

突き押しが得意な力士は、組まれると力を発揮できずにあっさり負けるケースが多いですが、北勝富士は多彩な相撲を取れるため、成績も安定しています。

学生時代の実績は十分!入門後も順調に出世

北勝富士は、高校は埼玉栄高校・大学は日本体育大学と名門校の出身。

個人としての実績も素晴らしく、高校横綱・大学横綱といったメジャータイトルを獲得しており、その実力は当時から高く評価されていました。

しかし、大学最終年の4年生の時に、ビッグタイトルを獲れず「付け出し資格」を失い、ほかの力士と同じく序の口からのデビューとなります。

とはいえ、実力は本物なので、入門の翌年には十両に昇進し、その後4場所で幕内まで出世しました。

幕内上位相手でも好成績を残しており、2019年3月場所には小結昇進を決めています。

北勝富士のキャラクターについて

師匠譲りの稽古熱心で礼儀正しい

北勝富士は非常に稽古熱心として知られている力士です。

もともとまじめな性格ということに加え、猛稽古で横綱まで上り詰めた師匠の八角親方の存在も大きいのでしょう。

また、稽古熱心なだけでなく、礼儀正しく誠実な性格としても知られています。

埼玉栄高校時代に、恩師の山田監督から「周囲の人への感謝が大切」「相撲を取れるのは周りの人たちのおかげ」と教え込まれたことを、今でも守っているようです。

四股名は偉大な師匠が由来!

北勝富士の四股名は、ちょっと欲張りなネーミングです。

師匠であり元横綱・八角親方の現役時代の四股名・北勝海に加え、八角親方の師匠であり、元横綱でNHK解説で有名な北の富士氏にあやかって四股名をつけています。

偉大な横綱の名前を汚したくない、という思いも稽古に打ち込める理由の一つなのかもしれません。

北勝富士の今後の活躍は?

入門以降、順調に番付を上げ、三役昇進を決めた北勝富士。

突き押しをベースに、バランスの良い相撲が取れるため、成績が安定していますし、格上相手に想定以上のパフォーマンスを見せることもあります。

そして稽古熱心で技術・戦術面での成長も著しいため、さらなる出世が期待できる力士です。

そんな北勝富士の最大の敵はケガでしょう。

膝に慢性的なケガを抱えており、休場したり本来のパフォーマンスが出せない場面が増えてきています。

今後、ケガとの付き合い方を覚えていけば、さらに上位で相撲を取る北勝富士の姿を見ることができるでしょう。

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